女子も活躍。
 チームワークは抜群。

小沢パワーズ

小沢パワーズ

元旦早朝、『小沢パワーズ』のメンバーは地元の表浜海岸へ、毎年恒例の「初日の出参り」に出掛けた。
そこで今年の6年生は、「新春大会で優勝するぞ」とみんなで誓いを立てた。
その新春大会で予選ブロックを勝ち上がり、見事決勝ブロック戦に進む。

小沢パワーズは、19人の団員中、7人が女子で、キャプテンを務める白井ひなたさん(小学6年生)も女子。白井さんは身長129cmと小柄ながら、1番もしくは2番の打順を打ち、ショートを守り、男子顔負けのリーダーシップでチームをまとめる。
他にも、チームの要となるセンターラインを女子選手が固める。

聞くと、小沢パワーズでは、伝統的に女子が在籍し頑張っているそうだ。
15年間、子どもたちを指導している朝蔭高志監督は、「学校の児童数が少ないため、1学年でメンバーを揃えるのは至難の業。今年も、6年生にくわえ、4人の下級生を入れてチームを構成しています。ただ、多学年で野球をする中で、上級生が下級生の面倒を見たり、お互いを思いやる気持ちを養えていると思います」と語る。

コーチを始め、地元の人たちがネットを設置してくれるなど、地域が一丸となって地元の子どもたちを支えているのも、チームを象徴するエピソード。

「とにもかくにも、野球の楽しさを知って、上のステージでも野球を続けてほしい」と指導者陣は口を揃える。

3年前の春の選抜高校野球で、豊橋工業のエースとして注目を浴びた森奎真選手(JR東海)も小沢パワーズの出身だ。

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