民内先生を招き、運動講座を開催(走り方編)

スポーツRe:make

密着取材

前日の野球講座に引き続き、7月24日(日)に豊橋市陸上競技場にて、民内先生による走り方教室が行われた。小学生から大人まで幅広い世代の参加者が集う中、今回特別ゲストとして現在、実業団に所属し女子100mハードル高校記録保持者である大松由季選手も訪れた。
1人1人歩き方のチェックから始まり、徐々にランニングからダッシュへと段階を上げた。現在の海外トップアスリートも実践している最新式のフォームを民内先生から教わった参加者からは「たくさん走っているのに全く疲れない」、「前より力を使っていないのに今の方が速く走れている」などあまりの違いに驚きの声が上がった。東京大学大学院で運動動作を研究され、博士号も取得されている民内先生曰く「海外では優れた研究により速く走れるためのフォームが常にアップロードされている中で日本の指導は50年間変わっていない」と現代の日本の指導に危機感を抱いている。変わらない指導法で先生方が一番懸念されていることは怪我である。今イベント主催のスポーツRe:makeの宮阪先生は「治療とは治す+運動指導までで初めて治療と言える。間違った体の使い方は怪我を再発させる」と正しい運動動作の重要性を参加者に伝えた。
取材を終え、講師の民内先生はただ正解を伝えるだけでなく、自ら考え、気づき、正解へ導く教え方に子どもたちの将来をも見据えた「指導者」としてのプロフェッショナルに感銘を受けた。

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