「ナイスー」と野球少女を褒め称える明るい声が豊橋市民球場に響き渡る。

東海NEXUS女子軟式野球教室
3月17日(日)に一宮市を拠点とする女子硬式野球クラブチーム東海NEXUSによる野球教室が開催された。対象は豊橋市を中心とする小中学生の野球少女。クラブに所属している市川選手と菰田選手が豊橋出身であり、恩返しの思いから開催までに至った。
まずはバッティング練習。子どもたちにボールをトスするロングティー。一人ひとり丁寧にしっかり時間を掛けてアドバイスを送る姿が印象的だった。子どもたちもアドバイス後の違いに笑みがこぼれる。その後はキャッチボールとノックを受ける守備練習。1プレーごとに選手を鼓舞する声を掛けていた。東海NEXUS市川選手は「まずは楽しいと思ってもらうことが大切。そこからできることの喜びを感じて欲しい」と野球に励む子どもたちへの思いを伝えてくれた。また、菰田選手は「私が子どもの頃は女子野球という環境がなかった。これからも女子野球の発展に貢献したい」と熱い思いを話してくれた。東海NEXUSの選手たちの今後の活動とこれからの子どもたちの成長が楽しみだ。


