U‐13メンバー選出 進化し続ける小学生

T-Jump Jr.
佐々木 きいさん(高師小6年生)

今回は、2023年8月に開催された第24回ダイハツ全国小学生ABC大会でベスト8、ナショナルチームU13メンバーにも選出されている高師小6年生の佐々木きいさんにインタビューした。
きいさんがバドミントンを始めたきっかけは、保育園のときに仲の良い友達が体育館で楽しそうにシャトルを打っているのを見て楽しそうと思い、ラケットを握った。その後、2チームのクラブで経験を積み、現在のT‐JumpJr.に所属した。一番心に残っている試合は、小学4年生の時の愛知県予選。今まで勝てなかった相手に勝利し、そのまま全国大会ベスト8まで勝ち進んだ。この結果についてきいさんは「チームの環境が良く、自分より格上の選手がたくさんいる。そんな選手と毎日練習してきたことが自信になった。しんどくて嫌になることもあったけど、慣れてからは自分がどこまで行けるのか試したくなった」と力強く話してくれた。
その一方で自身の課題としてメンタル面を挙げていた。課題とするなかで、きいさんのお父さんは「元々負けず嫌いな子。これまではプレー中に感情をコントロール出来ず、気持ちの乱れがプレーに出てしまい、結果に繋がらなかった。このチームで色々な経験をさせてもらえたことで自信がつき、気持ちの大切さにも自身で気づけるようになってきた」ときいさんの成長を感じている。きいさんの持ち味は、フットワークからラリーを繋げ、相手が疲れたところを決めに行く粘り強いプレースタイル。それに加え参考にしている選手が2022年世界選手権で女子シングルス日本選手初の2連覇を果たした山口茜選手だ。きいさんは「山口選手はどんな厳しい球でも諦めない粘り強さと前に飛び込むスピードが速い」と話した。
現在の目標は、2023年12月に沖縄県で開催される第32回全国小学生バドミントン選手権大会で優勝すること。昨年、同大会でベスト8の結果を残したことで、今年の全国大会への出場権を手にした。きいさんは「チームの指導者、OB・OGと練習してきたこと、色んな県に行ってたくさんの選手を見れたことは私の大切な経験です」と話し、チームへの感謝と全国大会優勝への熱い思いが感じられた。
T‐JumpJr.は、チーム内の力の優劣関係なく、全員と練習する。また、トップクラブに所属するOBやOGも加わるので、チームが底上げされチーム全員がより成長できる環境を整えている指導方針が見事結果に表れている。そんな環境に感謝し、目の前の一つひとつの練習から実践を想定しながら取り組んでいるきいさん。ひたむきに努力を続ける彼女の更なる飛躍を期待したい。

ヤマサ

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