南部少年剣道が
圧倒的な強さを発揮。
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豊橋南ライオンズクラブ旗争奪
第34回豊橋市少年剣道大会
平成30年1月28日(日)、豊橋武道館で『豊橋南ライオンズクラブ旗争奪 第34回豊橋少年剣道大会』が開催された。
市内の少年団と各中学校剣道部、総勢約400名が大会にエントリー。団体戦による3部門(少年団、男女中学生)で争われ、3本しかない優勝旗を目指して、熱い戦いが繰り広げられた。
大会はトーナメント方式の団体戦。少年団は27チーム、中学生は、男女ともに19校が参加した。
午前中は少年団の部。
決勝まで勝ち上がったのは、前年度の優勝チーム牟呂剣児会を倒して勝ち上がった豊橋南部少年剣道教室Bと、豊橋南部少年剣道教室A。なんと“同門対決”となった。試合は、豊橋南部Aが、先鋒戦から圧倒的なスピードで勝ち点を重ねる。豊橋南部Bも意地を見せ「一本」を奪い反撃に出るが、地力で優る豊橋南部Aが4対1で豊橋南部Bを退け、同門対決を制し優勝旗を手にした。
午後は中学生の部。
男子では、昨年秋の新人戦王者である牟呂中学校を下して波に乗る南部中学校と、青陵中学校が決勝戦で激突。試合は、南部中が勢いそのままに決勝戦を制し、優勝を果たした。
南部中の父兄は、「優勝すると思っていなかった。あれよあれよと勝ち進みビックリしています」と言うように、快進撃で勝ち上がった子どもたちよりも喜び合う姿が印象的だった。
女子では、新人戦王者の北部中学校と東部中学校が決勝へ進出。試合は北部中優勢かと思われたが、東部中が粘り強い展開を見せ、大将戦が終わって勝者数は同じ。本数勝負となったが、ここで東部中が北部中を上回り、東部中が見事優勝を果たした。
連覇を逃した北部中や、準決勝で敗れた青陵中には涙を流す選手もいた。
日々努力を重ねたからこそ流れた涙なのだと思う。
勝負事にはどうしても勝ちと負けがある。大事なことは悔いなく試合に挑めたかどうか。最後の大会の時、「やりきった」と思って相手と対峙できるかどうか。
ここからの日常こそが大事なのだと思う。
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