試合に向けたピークパフォーマンスの作り方

ジュニアアスリート向けコンディションコラム

こんにちは。NIKOUスポーツケアルームです。記事をご覧いただきありがとうございます。
こちらでは、試合に向けたピークパフォーマンスの作り方について、具体的に何ヶ月前から何を行えば良いのかをお伝えしていきます。

【大会3、4ヶ月前】
食事・基礎筋力トレーニングを大切に。
基礎筋力トレーニングを行い、栄養のある食事をとることで効率良く筋力をつけることができます。運動量が多いと体から消費されるエネルギー量も多くなります。その分、バランスのとれた食事を継続することが大切です。

【大会2ヶ月前】
セルフケア・食事・トレーニングを大切に。
セルフケアを行い、ケガや疲労を溜めない体を作ります。運動後や就寝前にストレッチを行い、15~20分程入浴すると血流が促進され、筋肉の質が高まります。この時期は実践練習が多く入りやすいので、あえてトレーニングはセット数や負荷が高強度にならないメニューを組みます。例えば、体幹トレーニングや瞬発力を高めるメニューを組み合わせます。

【大会1ヶ月前】
セルフケア・睡眠・食事
十分な睡眠時間を確保します。7~8時間の睡眠がとれると、脳や体に溜まった疲労が解消され、翌日のコンディションが向上します。また、この期間からは、筋力をつける時期ではなく体を整える、調整の時期に入ります。ケガを予防する為に疲労を抜き、体調を崩さないように十分な睡眠と栄養のある食事で免疫力を高めます。

【大会1週間前】
イメージトレーニング・セルフケア・睡眠・食事
イメージトレーニングを行い、自分が活躍できている良いイメージを想像します。大会直前は、十分な練習を積んでいても試合に負けたらどうしようという不安が溜まりやすくなります。入浴中やストレッチ中など自分の気持ちが落ち着きやすい場面で行うと良いイメージがしやすくなります。

私も高校時代は、練習とトレーニングを重ねる日々で剣道のスキル向上を行なってきました。しかし、社会人となり仕事の合間に競技練習を行う事が大変難しい事に気づきました。そんな中で、上記のピークパフォーマンスのポイントを剣道が出来ない分、徹底的に行い、結果に繋げる事が出来ました。また、その中で『自分にあった習慣は何か?』を見つけ出して行く過程がアスリートになる為の大切な時間だと考えています。試合でピークパフォーマンスが発揮できるように是非、実践してみてください。

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<今月の執筆担当>

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