仲の良さを生かし技術を磨き合うチーム
田原中学校
吹奏楽部
田原中学校の吹奏楽部は2年生が20人、1年生が14人。取材日は各教室で楽器別のパート練習が行われ、メトロノームやかけ声が交わり様々な音色が響いていた。
小学校で楽器を経験する生徒もいれば、 初めて楽器に触る新入生もいる。しかし、 中学校の吹奏楽部では楽器の種類が増え、同じ楽器を演奏していても、音を合わせるためにはより高度な技能が必要になってくる。曲によってリズムやフレーズを意識し、音の響きやバランスを考え表現することが重視されるため、耳を鍛えるためにも十分な練習量が必要だ。
顧問の花井理紗先生は自身も経験者。「田原中の吹奏楽部の生徒は言われた事を真面目に取り組んで練習できる子ばかり。だからこそ、正しいことを教えてあげたい」と今後の演奏に期待をしている。部長で2年生の大河心さんはクラリネット担当。「みんなとうまく合わさった時の音色が凄く綺麗なところに魅力を感じています。仲の良いチームなので、それを生かしてこれからもっと技術を磨いて行きたい」と話す。1年生の浅見夢鈴さんは、中学校で初めてファゴットを担当する。楽器選択の際、一番よく音が出て、もっとこの楽器を吹いてみたくなり希望した。「今は楽譜をスラスラ読めるようになりたい」と練習に励んでいる。
12月に予定されている東三河のアンサンブルコンテストに向けて、日々練習を重ねていく。
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