楽しさに勝る成長はない。気持ちを1つにし、目指す先。

豊橋シンクロナイズドスケーティングクラブ

豊橋シンクロナイズド
スケーティングクラブ

皆さんはシンクロナイズドスケーティングをご存知だろうか。フィギュアスケートの団体競技であり、シングルにはない迫力、大人数での揃った演技の綺麗さなど、魅力がたくさん詰まっている競技である。その競技をアクアリーナ豊橋で主に活動している「豊橋シンクロナイズドスケーティングクラブ」に取材を行った。
取材時から感じていたのは、仲の良さと教え合う関係性。和気あいあいとした中で、生徒たちが自ら話し合って練習している様子がよく見られた。この様子をコーチの石川さんは「ここ2年くらいで話し合うようになり、技術指導も含めて教え合うようにもなった」と言う。シンクロは、息の合った演技が大事だ。スキルや経験もバラバラなメンバーがお互いに教え合うことで、成長の速度はより加速していく。そして、滑っている中で仲間と目が合ったり、一緒に時間を過ごしたりと、シングルにはない楽しさがここにはある。
ただ、楽しいだけではない。中心メンバーの石川玲衣さんは「前回大会では銅メダルだったので、金メダルが欲しい。なめらかで綺麗な滑りをしたい」と、大会での活躍を目標に掲げ、池田圭織さんは「今度の大会では、大人っぽくカッコいい感じを出せるように演技をしたい」と意気込みを語ってくれた。
気持ちをひとつにし、楽しみながら教え合った先に、いい演技と一番良い色のメダルが待っているはず。氷上で花が咲く日も近い。

豊橋シンクロナイズドスケーティングクラブ 永井海苔

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