昭和50年に立ち上げ、47年目を迎える若葉剣友会を取材した。

若葉剣友会

指導にあたる荒木さんは指導歴17年で100名以上の子どもたちをチームから送り出した。武道の心を残すという言葉「残心」を重んじ、相手を敬う心を大切にしているという。剣道は残心がないと1本にならないため、打った後に身構え、気構えが必要で打ちっぱなしではダメだそうだ。鋼を叩いて丈夫な日本刀を作るように、しっかりと大きな声を出して基本練習をすることをとても大事にする古来の鍛錬方法を創立以来続けて指導し、美しい剣道を目指している。荒木さんは「目標は勝つことにあるが、目的は人としてどう成長するかという部分にある。目標を達成するために目的への意識が必要だ」と話し、剣道が強いだけではなく、人間として大きく強くなってほしいと考える。キャプテンの加藤伊織くんは「試合で1本取った時の嬉しい気持ちが剣道の好きなところで、なるべく大きな声を出しながら打つことを意識して練習し、大会でメダルを取れるように頑張りたい」と話し、副キャプテンの山本陸斗くんは「どのようにしたら速く打つことができるか考えながら練習に取り組んでいる。出場する試合では、しっかりと勝てるように頑張りたい」と話してくれた。おとなしいメンバーが多いが、助け合いができるメンバーで入ったばかりの子がいればフォローもできるという。最近では武道を選択する子が減ってきたが、やる気さえあればぜひ門をたたいてほしいと、伝統あるチームは、いつでも新しい仲間を歓迎している。

 

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