8月11日(木・祝)に青陵クラブと豊岡中の決勝戦が東田球場にて行われた。
第49回豊橋中学生軟式野球大会
今春の会長旗大会決勝戦では豊岡中が勝っており青陵クラブにとってはリベンジマッチとなる。両チームの先発は青陵は大場投手、豊岡は山崎投手。4回まで危なげない投球で両チームのスコアボードには0が並ぶ。5回裏に豊岡の山崎投手がヒット2本と四球で2死満塁のピンチを背負うも見事0点に封じる。ここから更に両投手はギアを上げ炎天下の中、規定球数100球ギリギリまで見事なピッチングを見せる。遂に0対0で7回裏青陵の攻撃へ。先頭打者がヒットで出塁し、送りバントで1死2塁。ここでベンチが動く。青陵の榊原監督は「ここ最近当たっていた。この場面しかないと思った」と代打で松下選手を送り、左前安打で見事起用に応える。続く打者がエラーで出塁し1死満塁の場面。最後は1番打者貴島選手の内野ゴロの間に3塁走者が生還し青陵が息詰まる接戦に終止符を打ち優勝を決めた。この試合大場投手はノーヒットノーランを達成。榊原監督は「こういう試合になることは想定していた。一つのミスが勝敗を分ける場面で、選手たちはよく守ってくれたし、大場は1番の仕事をしてくれた」と熱戦を制した選手を褒め称えた。