好きなスポーツを見つけ 打ち込むための準備

忍者ナイン

忍者ナイン

すべての競技の基礎となる動きの習得を目指す忍者ナインを取材した。
豊橋市内の小学校でも部活動が廃止となり、運動機会の減少が懸念され、さらに園児が活動する場所もどんどんと少なくなっている現状を何とかしたいと2017年6月ごろから豊橋市内2か所(花園ラボ、岩田ラボ)でスクールが開校された。「走・跳・投・打・捕・蹴・組・リズム・バランス」の9つの運動能力を伸ばしていき、何か好きなスポーツができたときにすぐにチャレンジできる準備をしているという。
道具やボールを使って、様々な競技の基礎をトレーニングすることにより、苦手な種目もあるかもしれないが、得意な動きが発見でき、どこかで活躍できるチャンスもある。
この日もバレーボールの動きを遊びながら自然と体に染み込ませていた。ジャンプの足運びから高い地点でボールにタッチするなど動きの基礎を学び、笑顔で取り組む子供たちの様子が印象的だった。異なる学年と一緒にプログラムに取り組むことにより、上の学年の子は下の学年の子に声をかけ、世話をするようになる。そのため、忍者ナインに通うメンバーは協調性がある子が多いそうだ。
小学生のクラスでは、最後にミニゲームを行うことも多く、チームに分かれ、仲間と戦略を立て、思考力や判断力も養っている。
ここに通っていた子は、野球やバスケ、サッカー、ラグビーなど様々なスポーツに打ち込んでいるという。まさに体や脳の使い方を楽しく学べる場所がここにはあった。

パフォーマンスリハセンター 三遠ネオフェニックス

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