グローブの
 日々の手入れ。

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古いオイルの上からオイルを塗るとボールを弾きやすくなる。

「グローブの手入れ」の定番と言えば、“オイル塗り”。グローブは革。乾燥が一番の敵ですので、オイルによる手入れは欠かせません。柔らかくするためにオイルを使用する方もいらっしゃるでしょう。しかしながら、正しくオイルを塗らないと、ボールを弾きやすいグローブになってしまいます。皆さんもご自身のグローブを見てみてください。オイルの塊が残っていませんか。

まずは古いオイルと汚れを落とす。

グローブは、汚れを落とすためのオイル、革に栄養を与えるオイル、2種類のオイルを使うのが正解です。汚れを落とすオイルといってもさまざまな種類がありますが、オススメは「Mモウブレイ ステインリムバー」。これを布やタオルに適量出し、それでオイルが付きすぎて変色している箇所や、汚れが目立つ部分を擦ります。すぐにタオルが真っ黒になると思いますが、それが取れている証拠。どんどん擦ってください。
グローブの硬さが気になる場合は、オイルを塗り込むよりも、手で揉んであげた方が柔らかくなります。指の部分の紐を解いて、揉んであげてください。紐を解くのが心配な方は、紐を緩めてやってみてもいいかもしれません。オイルをベタベタに塗って柔らかくしようとするのは間違いですのでやめましょう。

グローブに栄養を与え、立てて置く。

仕上げには、革に栄養を与えるオイルを使います。これもさまざまな種類がありますが、オススメしたいのは「Mモウブレイ デリケートクリーム」。当店では、湯もみ型付け作業の仕上げでも使っています。革への浸透もよく、潤い、ツヤ、柔らかさが出ます。薄く伸ばして、優しく塗ってください。
グローブの保管は、風通しが良い日陰に、立てて置くのが良いでしょう。

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