しっかりとしたディフェンスを基盤に、速攻オフェンスへとつなげるバスケで勝利を目指す二川M．Jバスケットボールクラブ男子を取材した。
二川M.Jバスケットボールクラブ男子
個人の得点よりも、全員がディフェンスに参加し、全員で攻めるスタイルを重視するチームを指導するヘッドコーチの武井さんは「子どもたちが一生懸命楽しくプレーすることを基本としている。指導を通じて子どもたちに協力とチームワークの重要性を伝えたい」と話す。さらに、バスケ以外でも子どもたちに小学校では経験できない、他地域の子どもたちとの交流から貴重な経験を積む機会も多くしている。
春のリーグ戦で3部リーグを優勝し、2部昇格を果たしたチームは、次なる目標として県大会出場を目指しており、豊橋選手権では3位入賞を狙っているそうだ。目標に向けて、ミスを最小限に抑えるために基礎練習に徹底的に取り組んでいるという。チームのキャプテンである武井脩馬くんは「シュート練習を重点的に取り組んでいて、キャプテンとして得点が欲しい時にしっかりと決めつつチームを勝利へ導きたい」と話し、高須陽向翔くんは「周囲への正確なパスを重視して猛練習している。周りを生かせる選手になりたい」意気込んでいた。
全員がチーム一丸となり、元気で楽しいプレーを心がけている印象が非常に強かった。ディフェンスの連携から生まれるオフェンスの強化をすることで、ますます力強いチームとなる可能性を見た。チームワークと努力の精神を大切にし、さらなる飛躍を目指す。
