小学1年生~6年生までの350人が在籍している豊橋陸上クラブを取材した。

豊橋陸上クラブ

生徒数が多く在籍しているため、20人ものコーチで子どもたちを見ており、長く陸上を続けられるように走りの基本となる腕振りやフォーム、足の動かし方を中心に指導している。また、毎回の練習で取り入れられているのが、スターティングブロックを使ったスタート練習。より速いタイムを出すためにはスタートが肝心な要素である。大会では2回目のフライングをすると失格になってしまうため、スタート時は選手たちが一番緊張する瞬間だという。そのため基礎練習と同じくらい重要なトレーニングとして取り入れている。日々スタート練習を繰り返し行う中で、もも上げ、背筋を伸ばす、ジャンプをするなど自分に合ったルーティンを発見していく。練習から本番のように取り組み、レース前でも平常心を持って臨むことができる。
6年生の男子キャプテンを務めている徳升陸人くんは「クラブに入る前はフォームが崩れてしまっていたが、今は腕振りを横ではなく縦に振って無駄のない走りを意識して走れるようになった」と話す。同じく6年生の女子キャプテン杉浦更さんは「できていなかったことができるようになったときが楽しい。最近はピッチを速くするために前の子について走っている」と自己タイムを更新するという思いを持って練習に取り組んでいた。
走るうえで重要な要素のひとつとなるスタート練習に日々の練習で取り組み、自己ベストを目指して最高のスタートを切る。

 

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