1983年に羽根井小学校のサッカー部をきっかけに発足し、今年度で創立40年を迎えたセントラル豊橋サッカースポーツ少年団を取材した。
セントラル豊橋サッカースポーツ少年団
このチームが一番大事にしていることはコミュニケーション。パス練習の時から「ヘイ」と呼ぶだけではなく、相手の名前を呼んだり右か左かどっちにパスが欲しいか具体的に伝えたり、何をしてほしいか伝わる声かけを日ごろからできるように指導している。時には体で表現したりアイコンタクトを送ったり、言葉だけではなくどうやって思っていることを相手に伝えることができるかを考えることも重要だという。代表の大木さんは「子どもは大人のマネをする。指導者の言葉は子どもに伝染するため、指導者もいい声かけをするように心がけている」という。6年生の戸川涼さん、石河祐人くん、5年生の綱木颯汰くん、西野遥翔くんがみんなでインタビューに答えてくれた。「学校はバラバラだけど、サッカーで一つになってみんなでプレーすることが楽しい。声を出して、攻撃の時などしっかり切り替えをして勝てるようになりたい。強いチームも倒して一つでも多く勝ちたい」と全員で意気込みを話してくれた。
勝つことが全てではないが、勝つことでモチベーションは上がっていく。仲間もリスペクトできるようになると信頼できるようになり、どんどんサッカーも楽しくなっていく。楽しいことが大前提だが、これからはドリブルで相手を抜くことやトラップなど足元の技術にもこだわっていきたいという。対話をし続け、仲間と共に上達を目指していく。