個々のスキルを磨き仲間と試合で発揮

FCプログレス

FCプログレス

今回は2003年に設立され、間もなく結成20年目を迎えるFCプログレスを取材した。プログレスは、技術・判断・自主性を大事にし、勝つためには自分たちでどう考えればいいのかを常に意識し、練習に取り組んでいた。技術は武器であり、その武器をどのタイミングで使っていくのか、この日の練習でも細かな足さばきを身体に覚えさせながら相手をイメージして基礎練習を重点的に行っていた。チームの指導にあたる松井さんは「サッカーだけではなく、活動を通して人間性や社会性を身につけ、しっかりとした大人になってほしい。そのために中途半端ではなく、やるからには一生懸命取り組んでほしい」と話し、一生懸命にやるからこそ見える世界を選手たちに感じてもらえるように指導しているという。真剣に練習に向き合えるメンバーが多い中キャプテンを任されている柳澤杏太くんは「パス回しや1対1の練習が好きで、試合で点を取った時の喜びがサッカーの楽しさを特に味わえる瞬間。みんなを引っ張っていけるように率先して声をかけていくことを意識している」という。中学校でもスタメン出場を目指して残りのチームでの練習も取り組んでいるそうだ。プログレスでは平日にスクール活動も行っている。プログレスでチーム登録をしているメンバーが中心ではあるが、技術を磨くために参加することもできるという。これまで過去最高は県大会ベスト16。うまくいかないときはピッチの上で仲間と話し合い、壁を越え県大会でベスト4に入るチームを目指し、これからも切磋琢磨していく。

永井海苔

 

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