『為せば成る』をスローガンに掲げ、バレーボールが好きという気持ちを大切にしながら日々練習に励んでいる二川中女子バレーボール部を取材した。

二川中
女子バレーボール部
今年のチームは、昨夏東海大会を経験した3年生を中心に構成されている。チームとしては非常に成熟しており、昨年秋の新人バレーボール大会では東海大会2位。直近の東三河春季バレーボール大会では2位と好成績を収めており、近夏の目標は、全国大会出場。部員は総勢13名。3年生が6名と各ポジションを担うことができ、3年間で深めた連携は力を持っている。キャプテンを務める井上実風さんは「このチームは平均身長が低いため、サーブとレシーブの強化に力を入れてきた」と強みを語るとともに「試合の後半に集中力が切れることが課題で、試合形式の練習を通じて改善に取り組んでいる」とチームの弱みも把握し、勝つための貪欲さが印象的だった。副キャプテンの小野田蓮さんは、「ボールを上げれば2人のエースが点を取ってくれる。その2人をサポートするためにレシーブを重視して練習しています」と献身的な一面を見せてくれた。バレーボール部の顧問として練習中も積極的に声を出し、熱心に指導をしていた春田先生は「勝つための技術面だけではなく、人間性も高められるように意識して指導をしています」と子どもたちの未来を見据えた指導をしていた。
目指すは全国大会出場。残された時間は少ないが、チーム一丸となり、目の前の勝利を重ねて夢の舞台に立つ。

