バレー好きな選手が埋もれない環境を
Selecan 豊橋 Volleyball Club
バレーボールが好きで成長著しい年代の選手たちの練習環境を整えたいと考えているSelecan豊橋Volleyball Clubを取材した。
豊橋出身の選手たちが多いが、他の地域から通っている選手もおり、総勢60名という大所帯のチーム。男女一緒に練習を行い、男子の強いボールや女子の細かなつなぎなど、互いに学んでいることが特徴。また、専属のトレーナーが練習中から選手たちの動きをチェックし、ケガの予防と対策をその場で行う徹底ぶり。この意図として「高校でバレーボールを続けるために」という基本理念があり、成長期の選手たちに合わせてコントロールしているとのこと。
ケガの予防や対策も大事だが、圧倒的な経験ができることもこのチームのポイント。高校生と練習試合を行ったり、元Vリーガーの教えや成績を残すと全国に行ける大会があったり、上を目指すにはもってこいの環境がある。女子キャプテンの山口愛依莉さんは「スパイクのコースの打ち分けが得意。7月に大きな大会があり、チームとして勝ち上がっていけるように気持ちを強く持って取り組んでいきたい」と話し、男子キャプテンの渡邊敦揮くんは「サーブとスパイクが得意。点をたくさん稼いでチームに貢献して、7月の大会では全勝して全国に行きたい」と意気込みを話してくれた。
競争や切磋琢磨していくことが早めに経験できるのは大きな財産。上を見据えるチームが成長のためにも全国に挑む。