豊橋市立章南中3年の黒田智生くんは、2025年8月に開催された第47回東海中学校総合体育大会体操競技大会で優勝、第56回全国中学校体操競技選手権大会でも13位に入る活躍を見せた。

アイム体操クラブ
黒田 智生くん(章南中3年生)
黒田くんが体操を習い始めたのは6歳のころ。きっかけは親戚の集まりでカエル倒立をして遊んでいたときのことだった。周りから「そのまま逆立ちしてみて!」という声が上がりチャレンジしたところ、思いがけず成功。そのままの流れで体操を始めることになったと黒田くんのお母さんが教えてくれた。今回、初めて出場した全国大会の舞台。黒田くんは「人が多く午後まで続く試合構成や、会場の緊張感のある雰囲気の中で演技できたことがとてもいい経験になったと思う」と話してくれた。そんな全国の舞台でも、普段通りのモチベーションで挑むことができたという黒田くんは、いつも「ミスを恐れず、強気でいく」という気持ちとどんな状態のときでも演技がうまくいくことを想像しながら挑んでいるという。黒田くんが全国大会までの道のりで一番心に残っているのは東海大会。なんとこの大会が黒田くんにとって、大小を問わず初めての優勝経験だったという。「一種目目から調子が良く、そのままミスなく演技ができてよかった」と東海大会を振り返り語った。
小学校低学年から指導している浜松城北工業高等学校体操部の顧問、乾先生は黒田くんについて「パワー系の選手。オールマイティで6種目バランスよくできる」と話す。また、今年は1年通して“攻めの体操”をテーマにして指導してきたという。失敗をしないことが重要となる体操。演技中の失敗で心が揺れるときでも強い気持ちでやり切ることを意識した結果が、今回の東海大会優勝や全国大会出場につながった。
そして数々の戦績が認められ、U-15日本代表に選出された。黒田くんは「選ばれると思っていなかったので、びっくりしたけど嬉しかった。合宿では、練習量が多いところや、参加している選手の技のレベルが高く、いい刺激になった」と話す。そんな黒田くんの憧れの選手は、岡慎之介選手。どんな舞台でも演技をやり切るところに憧れを持つという。そして今後について「オリンピックに出られるような、大きな試合でもミスをしない強いメンタルを持った選手になりたい。目標は、高校に入ってもナショナルのメンバーに選ばれるように頑張りたい」と意気込みを話してくれた。今後の黒田くんの活躍に注目だ。











