つつじフォックス 創立18年目で初優勝飾る。
第42回豊橋少年軟式野球大会 Aゾーン
8月13日に東田球場で行われた、豊橋少年軟式野球大会Aゾーンの決勝戦の様子をレポートする。
この日決勝戦で対戦したのはつつじフォックスと富士見高豊クラブ。序盤両チームともランナーを得点圏に置きながらもなかなか得点に結びつけることができないまま1、2回を終えた。3回表につつじが先制すると続く4回にもスクイズで得点を挙げ、6回にはダメ押しとも思える2点を加え4対0とつつじ有利な展開になった。6回裏にようやく富士見は2点を返し、迎えた最終回裏。つつじは前日にも70球の力投をしたというエース永田くんで最後を締める作戦だった。ところが突然制球が乱れだす。1死満塁とピンチを迎えついには死球の押し出しで1点差まで追いやられた。富士見は一気に逆転のチャンスを掴む。ところが永田くんは、ここから2者連続三振を奪い、見事優勝を決めた。つつじ関係者は創立以来初めての優勝だとネット裏も大喜び。監督の中嶋浩勝氏は「日頃から野球を楽しむことを教えてきた。勝っても負けても楽しもう」と昨年はほぼ同じメンバーで東日旗で3位だった。今年は勝ちたいと臨んだ大会。終始つつじベンチからは元気な声と笑顔が見えていた。
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