T-Jump Jr.
「一人でも多くの子を全国大会へ導く」2011年に結成した当初の目標はそのままに、T‐Jump Jr.はさらに高みを目指す。 チームに所属する33名のうち、昨年の全国大会出場者は6名。全国小学生選手権大会では、杉山小6年の田中依舞さんが団体5位入賞。田中さんはこの試合で、「最初はミスをしたけれど、2ゲーム目からはしっかり攻撃できた。何がダメだったかを自分で考えて落ち着くことを意識した。中学校でも全国大会に出場できるように、カットショットを磨き、クロスのコースを増やしたい」と話す。また、全国小学生ABCバドミントン大会代替大会でも高師小4年の佐々木きいさんがシングルス5位入賞、準々決勝でこの大会の優勝者と対戦し、ファイナルゲームに持ち込んだ。佐々木さんは、「初めての全国大会。良いプレイができなくてもイライラしないように気をつけた。ラリーが続いた時に自分からミスをしないことと、シャトルを打てる位置に早く入るようにすることが課題。相手をクリアで追い込み、甘く上がったシャトルをカットスマッシュで攻めたい」と、次の大会に向けて練習に励む。河辺慎吾代表は、「二人とも動きや打つ能力が高いので、さらにフェイントなどバドミントンならではのテクニックを強化したい。見本となる選手が、チーム全体に良い影響を与えてくれる。T‐Jump Jr.の選手が全国の舞台で活躍し、菜の花旋風を巻き起こせるよう、指導、サポートしていきたい」と語る。今年も、田原から全国へ。選手たちの活躍に期待したい。