9月24・25日(土・日)の2日間で第25回全国ヤングバレーボールクラブ男女優勝大会が行われた。
第25回全国ヤングバレーボール
クラブ男女優勝大会
この大会に豊橋で活動をしているSelecan 豊橋 Volleyball Clubがクラブ初の男女で出場を果たした。今大会に繋がった第11回愛知県ヤングバレーボールクラブ男女優勝大会では、女子は準優勝。男子は優勝し見事全国への切符をつかみ取った。
今大会は、男女ともに48チームが出場。女子は和歌山ビッグホエール・ビッグウエーブにて開催され、5年ぶり4回目の出場となった。予選リーグで今大会優勝チームと対戦。相手チームの高さとパワーのあるスパイクが降り注ぐ中、Selecan 豊橋 Volleyball Clubはレシーブでボールをつなぎ、粘り強いプレーを見せたが惜敗。キャプテンの山口愛依莉さんは「全国大会は普段の大会とは雰囲気が違い、体育館が広かったため、コートが小さく感じ普段入るサーブがアウトになってしまい調整が難しかった。悔しい気持ちもあるが今までない経験ができて楽しかった。今後はアタックの決定率を上げて、チームを引っ張って憧れてもらえるような選手になりたい」と話してくれた。林あいみさんは「全国大会が決まってからもっとチームのためにできることがないかと考えるようになった。今大会では声を出し、ベンチでみんなを支えた。コートに入るときには一人一人に声をかけてチームを盛り上げた」と話した。
男子は大阪府立門真スポーツセンターにて開催された。男子は初出場にも関わらず、2日目の2部Aトーナメントで優勝。3年生がチームを引っ張り、2日間で3勝1敗。4試合中3試合はフルセットまでもつれ込む激戦が繰り広げられた。キャプテンの渡邊敦揮くんは「県大会では自分のプレーができず、足を引っ張ってしまった。今大会には1点でも多く取りたいという気持ちをもって臨んだ。自分たちの流れがいいときに流れを切らずに集中してプレーができた。フルセットになる試合が多かったが、勝ちたい気持ちが強く、1人1人が同じ思いを持っていたため勝ちにつながった。全国大会を経て、高校生になっても全国大会に挑戦できるように日々の練習を取り組んでいきたい」と話してくれた。
3年生は今大会で得た経験を活かし、次のステージへ。1、2年生は来年も全国大会出場を目指す。