みんなバレーが大好き ようやく試合ができる喜び。

二川バレーボールクラブ

二川バレーボールクラブ

長い自粛期間に試合も練習もできず子どもたちはバレーボールがしたくてうずうずとしていた。およそ3か月ぶりに練習を再開すると、子どもたちでも意外と体力が低下していることに気付いたと山下嘉行監督は話す。山下監督は25年間チームを見てきた大ベテランだ。チームとしては感染防止対策も図り、なるべく密を避けるよう気使いながら、まずは体力強化のメニューに取り組んでいるという。練習スケジュールを見せて頂いたが、学年別に基礎体力強化のメニューからバレーボールの基礎練習に至るまで分刻みで組まれており細かく計画されている。短時間で集中し効率よく内容の濃い練習をする方針だと話してくれた。
現6年生を中心とする女子チームは、昨年の新人戦で見事、東三大会優勝を飾り、県大会にまで出場している。今シーズンが楽しみなチームであるが、なかなか大会ができずに活躍すべき機会を失っている。しかし山下監督は試合で勝つことより中学に行ってもしっかりとしたバレーボールができるように体力や基礎技術を身に着けることのほうが大事だという。7月からようやく練習試合を行うこともできるようになり、今は徐々に実戦に向けての準備を進めている途中。監督も子どもたちも試合することが待ち遠しい状態だ。例年、春には体験会を行い新規入会メンバーの勧誘を行うのだが自粛期間と重なりそれもまた、できないままだそうだ。現在、男女ともに伝統あるクラブメンバーを大募集している。

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