桜中男子バスケ部
本格始動。
桜中学校
男子バスケットボール部
桜丘高校の男子バスケット部といえばインターハイなど全国大会に出場する強豪チーム。ところが付属中学校のバスケット部はというと、部員数も少なくこれまで本格的な活動ができていなかった。数人の部員でボールも十分になく体育館の外で練習を行っていた。そんな桜中男子バスケット部に救世主が現れた。今年度よりバスケット部顧問となった水越悠太先生だ。水越先生は桜丘高校のバスケット部OB。高校時代にはインターハイ、大学時代にもインカレに共に主将として出場しており、卒業後はBリーグでプロ選手として活躍してきた。今春、教職員として母校の桜丘高校に帰ってきた。
水越先生は中学校のバスケット部の練習場を確保するために自らの足で地元を廻り、三菱ケミカルの体育館を借りられるよう交渉もした。ボールも学校にお願いして用意してもらった。最低限の環境を整えるところから着手し、気が付いたら3年生最後の市内大会が迫っていた。これまで部員数が足らずなかなか大会にも出場できなかった。今年の夏の市内大会で、まずは1勝をと臨んだが1回戦で敗退してしまった。
3年生はそのまま桜丘高校に進むので引退はせず練習には参加する。3年生含み8人の部員ではあるが少ない人数で工夫した練習を行っている。水越先生はこれまでの経験を活かし今後のチーム作りのビジョンを胸に秘めている。選手たちも先生を信頼し練習に取り組み手応えを感じている様子。今後の活躍を期待したい。
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