紡ぐ想い 後輩たちに託した想い

吉田方バスケットボールクラブ女子

今回は豊橋選手権で準優勝を果たし、その勢いを新チームに引き継いだ吉田方バスケットボールクラブ女子を取材した。
「年々活気あふれるチームになっている。特に6年生がチームを盛り上げ、4・5年生をまとめてくれた」と柴田コーチは話す。クラブ活動を通じて、コミュニケーションをとること、自分の身の回りのことは自分ですること、人への気遣いをするように伝え、常に『自立』を意識しているという。どんなにいい結果でも満足せずに、高い目標を持ってステップアップすることが大事だと考え、とにかく100%でやろうと声掛けをしているそうだ。
1年間キャプテンを務めた渡邊志音さんは「4年生で入団して、同級生より遅れてクラブに入ったので、みんなで声を出し、楽しくバスケができるように、コミュニケーションを特に大事にした1年だった」と振り返った。それができたのも支えてくれたみんなのおかげだとも話してくれた。次のキャプテンに任命された永田愛実さんは「友達に誘われて1年生からバスケを始めた。今では、ボディアップ・身体で守るプレーとした強いディフェンスが得意。さらにチームでは、1人1人が輝く、素晴らしいチームにしたい。私たちらしい試合を続けていき、先輩たちの想いを胸に、東海大会出場を目標にこの1年活動していく」と強い言葉で宣言してくれた。
2022年度の成績は県大会出場だった。後輩たちに、自分たちが成しえなかった未来に希望を抱き、世代交代をした。託された想いを胸により飛躍していく。

 

永井海苔

 

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