仲間同士の言葉かけで集中力を高め合い、ひとりひとりのスキルアップを目指す吉田方バスケットボールクラブ男子を取材した。
吉田方バスケットボールクラブ男子
クラブを指導する大林コーチは「自分自身で考え、率先して物事に取り組めるように自律性を育成している」と話す。プレーや挨拶、準備や片付けすべての事を真剣に取り組む姿勢が礼儀に現れると言い、普段から周囲に気を配るように声かけをしている。また、試合の中で、チームの課題として重要視しているのが、オフェンスとディフェンスの切り替え。どちらかでミスをしても、そこで諦めずに、切り替えてリカバリーを頑張ること、仲間が頑張る姿を見て、カバーし合えるチームを目指し、個々の役割・集中力を高めることができると共に、チーム全体の力が伸びるようにコーチと選手たちは練習に励んでいる。
そんなチームをまとめているのが、ロングシュートが得意なキャプテンの村田蒼空くんと試合での1対1を意識して対人練習に励む副キャプテンの中山颯介くん。2人が揃って口にしたチームの目標が「1年の最後の締めくくりである豊橋選手権でメダルを獲得すること」と話してくれた。「その時までに1つでも多く1勝できるように、勝つことに対して貪欲に、オフェンスもディフェンスも粘り強く勝気溢れるチームにしていきたい」と目標に向かってどのようなチームにしたいかも考え、チームを率先してまとめていた。
目標達成に向け、コーチと選手共にチーム一丸となり、自身で考え行動し、ひたむきに練習に励み、更なるレベルアップを目指す。
