仲間を想い、全員でバスケを楽しむ

豊橋ミニバスケットボール教室男子

1980年に結成し、豊橋市で一番歴史のあるミニバスチーム、豊橋ミニバスケットボール教室男子を取材した。豊橋ミニ男子は県への登録をしておらず、活動は土日の午前中のみ。バスケに打ち込む環境というよりは、学校生活を優先し、週末にバスケを楽しめる環境を作っている。バスケを楽しく続けられるように練習量は少なくても、仲間とのチームワークを大切にして練習に取り組んでいる。また、バスケの醍醐味であるシュートが決まる嬉しさをより多く味わってほしいとシュート練習を多く取り入れているそうだ。
このチームを指導する浦野コーチは、「試合の時に一人で点を取って、一人で楽しんでいても意味がない。ドリブルをしている仲間が困っているときは近くに行き、パスをもらうように、練習中も仲間のプレーを見て行動するなど、人の気持ちを考えられるようになってほしい」と社会に出ても共通する相手の立場を考えて行動できる子に育ってほしいと話す。キャプテンの丸地遼輔くんは「余裕を持ったプレーができるように日々練習に取り組んでいる。チームワークを試合中も意識したうえで勝てるように頑張りたい」と話す。山下璃久くんは「ボールを素早く運ぶスラムダンクの宮城リョータ選手みたいになりたい。勝ち負けよりも楽しくバスケすることを考えているが、楽しみながら勝てるチームを目指したい」と話した。男女一緒に練習しており、色々なコーチの指導にもしっかりと耳を傾けるようにも教えている。バスケスキルの前に仲間を想う気持ちをしっかりと育む。

 

 

芋ひさ

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