ブレイクダンスを専門とするダンスクラブ「ILL's DANCE CLUB」を取材した。
ILL’s DANCE CLUB
桜丘高校ダンス部出身である代表の西村さんが高校を卒業後、すぐにチームを作って指導を始めたそうだ。ブレイクダンスには興味はあるが、どういったダンスかわからない人も多く、魅力を広めたいと感じたという。園児から中学生まで幅広く指導し、今ではコンテストに出場し賞をとれるメンバーも出てきた。キャプテンの柴茉凛さんは「今は足を怪我してしまってダンスができないが、小さい子どもたちに指導している。キャプテンとして常に声を出し、楽しいこのチームを引っ張っていきたい。そして、先生のようにフリが大きく、静と動の表現が素晴らしいダンスを踊れるようになりたい」と話す。今年の4月からダンスを始めた鈴木岳くんは「友達に誘われてダンスを始めた。毎日いっぱい練習をして、すらすらと様々な踊りを踊れるようになりたい」と話す。このチームを卒業した高校生たちも部活動終わりに遊びに来て、指導をしてくれている。先生はできて当たり前と子どもたちは思っているからこそ、先生より距離が近い先輩ができる技を真似したいと積極的に練習に取り組むことができるため、先生が教える以上に価値があると考えているという。「楽しくダンスをしていたら優勝しちゃったが理想の形。このクラブに通うことでコミュニケーション能力を上げ、人前に出る楽しさを味わってほしい」と西村さんは話す。
ブレイクダンスやってみたい方は、ぜひ「イルズダンスクラブ」を検索してみてほしい。