フロアボールは、フェンスで囲まれたコートのなかで、スティックとボールを使い得点を競い合う屋内スポーツ。

東三河ブロリック
(フロアボールクラブ)

フィールドプレイヤー5人とゴールキーパー1人の6人制。スウェーデン発祥で現在では世界70ヶ国以上でプレーされている。簡単にいうと室内ホッケーといったイメージである。ネオホッケーというフロアボールと非常に類似した競技もあるが、世界基準の競技としてはフロアボールになるようだ。ネオホッケーのチームは県下にも数チームあるが、フロアボールは愛知県内にこの「東三河ブロリック」が唯一である。近隣にフロアボールのチームが無いため、時々ネオホッケーの大会に出場することもある。フロアボールに拘るのには理由がある。監督の佐久間英祥氏はかつてU19で世界選手権に出場した経験を持つ元日本代表選手。「フロアボールとネオホッケーはコートの広さやルール、ボールの打ち方などが違います。幼いころからフロアボールに馴染んでいれば、将来世界を目指すことも可能になります」という。もちろんクラブとしてはそんな選手を育成することだけが目標ではない。「もっとみんなに知って欲しい」と競技普及も願いながら、スポーツを楽しみ、長く競技を続けて欲しいという思いで指導をしている。実際に子どもたちの練習は小学生から中学生まで一緒になってとても楽しそうだ。先にクラブに入っているお姉さんがきっかけで4年生から始めたという藤田百合愛さん(幸小5年生)は「チームみんなで助け合いながらやるのが好き。初めてゴールを決めた時はとても嬉しかった」とフロアボールが大好きだと話してくれた。

kidsduo

 

芋ひさ

 

関連記事