大槻銀次

楽しさから生まれる強さ。 世界大会優勝を目指して。

大槻 銀次
南陽中学校1年

新空手という競技は年齢、競技レベルによって「K-2」「K-3」「K-4」とクラスが分かれており、試合形式も「グランプリ」「トーナメント」「ワンマッチ」と複数の種類がある競技である。各クラスによって細かいルールは異なるが、試合時間内に「相手の帯(腰)よりも高い蹴りを 8本以上蹴らなければならない」というルールが特徴的だ。また、基本的にはパンチや蹴りといった技を繰り出していく「格闘技」の部類に入る。
そして、新空手の全国大会である、全日本新空手道選手権大会「K-2GRAND PRIX」で、平成28年から平成31年までの4年間に4連覇を達成した選手が豊橋市にいる。今年の春に南陽中学校に入学した大槻銀次くんだ。右上の写真は4連覇を達成し、山西教育長に報告をするために市役所を訪れたときの写真である。
空手を始めたきっかけは、お母さんが空手の動画を見せていて次第に興味を持ったのがきっかけだ。体を動かす事がとにかく大好きで、年中の頃から新空手に取り組み、花が咲いたのは小学校3年生のとき。それまでは負けが続くことがあったが、先輩や仲間の存在があり、続けることができた。そこからは破竹の勢いで連戦連勝を重ね、全国大会で4連覇という偉業をやってのけた。
そんな銀次くんのモチベーションは、「楽しさ」だと言う。試合で勝ったり、大会で優勝したりすると、楽しくなり次の練習にも熱が入り、また勝ちたい、また優勝したいと思うようになる。学校での楽しさもその1つ。常に元気な銀次くんは、学校に行き、部活をし、友達と遊んで、トレーニングをしてと、充実した毎日を送っている。そして、毎日一緒になって夢中になっているのが両親だ。特にお父さんは銀次くんとの家でのトレーニングが日課となっており、技の研究をしたり、試合に向けた体力作りをしたりと両親の日々の生活のリズムにもなっている。
銀次くんの将来の夢は、「空手の世界大会で優勝すること」だ。そのためのステップとして、5月に行われた穂の国杯ではしっかりと優勝を勝ち取り、さらなる目標を見据える。それは、今年から新設された「ナショナルチャンピオンシップ」に出場し、初代チャンピオンを目指すこと。しかし、その大会で優勝するのも彼にとっては、将来の夢に向かっての通過点に過ぎない。次々と偉業を成し遂げていく銀次くんの今後が楽しみだ。

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