このチームが大切にしているのは「底力がたまる練習」。

豊橋新体操クラブ

成果が見えにくい基礎練習にも一人ひとりが真剣に向き合い、数年間同じことを積み重ねることで、怪我をしにくい身体づくりや変化に対応できる力を身につけている。ボールが得意な羽田凛花さんは「手具や音楽を使ったり、大きなフロアで踊ったりするのが楽しい。もっと難しい技に挑戦していきたい」と話してくれた。
年齢や希望、練習への向き合い方に応じてクラスが分かれており、大会出場を目指す選手クラスは「上手だから入れる」のではなく、準備や姿勢、考え方が整っていることが求められるそう。選手たちは試合でも自分たちで役割を決め、自主的に準備を行い、結果に対しても人のせいにせず自分を振り返る力を身につけている。フープが得意な近藤舞さんは「演技中に、つま先やひざを綺麗に魅せられるように意識している。失敗すると、後ろ向きになってしまうので、常に前向きでいられるようにしていきたい」と話してくれた。
年に一度の発表会では、子どもたち自身が曲を選び演技を考える演目も多く、仲間と一つの作品を完成させる経験を積むことができる。この「本番を経験すること」が子どもたちを大きく成長させるそうだ。
このチームが目指しているのは、ただ勝つことだけではない。自分で考え行動し、人のせいにせず振り返る力を育てること。新体操を通して身につけた経験は、競技を離れても生き続け、子どもたちの人生の土台となっていくだろう。

 

豊橋新体操クラブ

 

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