バレーを頑張る中学生にレベルの高い指導を。
ペニンシュラ渥美V.C
「受験で部活動を離れる中学3年生にこの先もバレーボールを続けてほしい」という思いの下、田原市内の中学生を対象にバレーボールの指導を行うのがペニンシュラ渥美V・C(以下ペニンシュラ)だ。平成27年に発足し、来年4月に正式なクラブ化を目指す。
ペニンシュラ最大の強みは経験豊富なコーチ陣によるレベルの高い指導。現在、主力コーチ10名、サポートコーチ10名を揃え、練習では6~8名のコーチを常駐させる。「ペニンシュラでは、高校生のボールの大きさ、ネットの高さでプレイしています。先を見据えた指導で、高校でも即戦力になれる選手を育成するんです」と、田原のバレーボール普及に尽力する鵜飼氏は言う。取材当日は市内中学生が23名集まり、熱の入った練習を行っていた。
「ここでは他校生徒との交友が広がります。大会で顔を合わせる楽しみもできて、子供も嬉しそうです」と話すのは保護者の方。林椋汰くん、伊藤一世くん3年生コンビは「高校でもバレーを続けるためにペニンシュラに入ったんです。勉強もバレーも、文武両道で頑張りたい!」と語った。
ペニンシュラでは子供たちにバレーボールに触れる機会を与えるだけでなく、他校の生徒やコーチと交流することで、コミュニケーションがとれる人間を育てることも一つの目的としている。バレーボールを通して、子供たちの社会進出にも一役買っているのだ。
ペニンシュラの活躍が、田原のバレーボールをより一層盛り上げていくだろう。
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