守備を強化し勝利を掴め!

赤羽根中学校
ソフトボール部
残暑厳しい8月の午後、元気なあいさつやかけ声が飛び交う赤羽根中グラウンド。「練習や試合で声をしっかり出すこと」を大切にしているという顧問の中村圭佑先生の思いが、生徒たちにしっかり伝わっているようだ。
チームの中心となっているのが2年の坪井蛍那さん。豊橋のクラブに通っていた経験があり、走攻守どれも能力が高い選手。「新チームになったばかりなので、みんなでチーム力を高めたい。キャッチャーとしては個人の技術を磨き、ピッチャーを支えられるようにリズムを作りたい」と話す。憧れの選手はプロの峰幸代選手だと言う。
また今原日菜子さんは「ピッチャーとして1つ1つの試合で勝利に導きたい。試合に勝つたびに、チームの絆が深まるのが魅力。引退した3年のピッチャーの先輩は、球のスピードが速くて人柄も良く、頼れるところに憧れている」と目を輝かせていた。練習ができない期間は素振りやキャッチボールに力を入れていたという。
2年生6人、1年生8人と少ない人数ではあるが、メニューをバッティングと守備との2つに分けている。ボールを触る機会が増え効率良く練習が出来るようにするためだ。守備を強く、少ないチャンスでも点を獲得できるチームを目指している。一方、冗談で笑わせ、場をなごませる先生と生徒たちの関係もまた印象的であった。2年連続で県大会出場を果たしている赤羽根中ソフトボール部。新チームで臨む彼女たちに注目したい。

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