ゆるく楽しく ときどき厳しく。
玉川バスターズ
30年前から玉川校区で活動を続けてきたソフトボールチーム玉川バスターズ。かつては男女それぞれのチームもあったが、子どもたちの数が減ってしまった現在では男女混合でチーム編成をしている。子どもたちのお父さんお母さんの中にはOB、OGもいるという伝統あるチーム。コーチとして練習を手伝っているのも卒団生のお兄さんたち。地域を愛する人たちが集まって、子どもたちを支え伝統を繋いでいる。
監督を務めるのは後藤広樹氏は自身のお子さんと共に、チームに加わりコーチを経て監督として6年間子どもたちの指導をしきた。現在低学年から高学年併せて15名のメンバーが在籍している。少ないメンバーで大会を勝ち上がるのは非常に困難だという。ただ、毎年、子どもたちと父母、そして指導者で、その年の方針を決め活動をおこなっている。「勝つことを目的にするより、ゆるく楽しくときどき厳しく。子どもも親もソフトボールを楽しめることが一番。その中で挨拶礼儀なども指導する」と後藤監督はいう。
市内には小学生のソフトボールチームは2チームしかない。その1チームは女子チームということで、なかなか対戦相手も少ないのだが、豊川にチーム構成が同じライバルチームがあるという。大会を勝ち上がるより、そのチームと競い合うのが楽しみらしい。ただ残念なのが中学に進むとソフトボール部が無い。高校から再びソフトボールを始める卒団生もいるが、この先が子どもたちにとって悩みどころだという。だからこそ今、目一杯ソフトボールを「楽しむ」ことが大切になる。
[ad]