女性監督の熱い想い
豊橋南ジュニア
ソフトボールクラブ
東三河唯一の小学生女子ソフトボールチーム『豊橋南ジュニアソフトボールクラブ』。以前紹介した『豊橋SBC』のジュニアカテゴリーで、現在は11名で活動している。
今年で10周年を迎えた同チーム。創設からチームを率いるのは、現役時代に一般女子の部で全国大会出場経験を持ち、クラブとしては珍しく女性監督の森口貴子監督。チームのモットーは、明るく楽しく元気良。声の大きな選手や積極的なプレーをした選手には監督が積極的に褒め言葉を掛ける。子供たちもそれに応えるように、精一杯プレーし、攻撃中の応援にも気持ちを込めて大きな声を出すなど、全員でチームを盛り上げている。
昨年は、6年生でチーム編成ができた。その結果、県大会で3位に入り、中日本総合女子ソフトボール大会に出場。初出場ながら、準優勝に輝いた。しかし、今年は人数が少ないため、低学年も含めた全員でチームを編成しなくてはならない。昨年の結果から、中日本大会への出場が決まっている。プレッシャーもあるが、やりがいもある。現在は、そこに向けて、戦う姿勢や雰囲気作りなど、チーム作りに力を入れている。
豊橋でもソフトボールが盛んな時期もあった。しかし、少子化という時代の流れもあり、競技人口が減少。今では、残っているチームは、ひとつだけとなった。
同チームでは、豊橋・豊川・田原の全域から入団者を募集している。豊橋のソフトボールを盛り上げようと頑張る彼女たちの姿は、地域の希望の光となる。