県下ナンバーワンチームを目指して
FINSバスケットボールクラブU12男子
今回は、愛知県内1番のチームを目指し、日々練習を行っているFINSバスケットボールクラブU12男子を取材した。今年のチームは三河地区では負け知らずの実績がある。
「考えながら走るバスケ」をチームのコンセプトとし、子どもたちが主体的に行動できるできるように、コーチからの指示や指導は少ない。練習の目的だけをはじめに伝え、あとは子どもたちが自分たちで考え練習を行っている。時には、考え方の定石や基本を多少伝えるものの、子どもたちから出てくる新しいアイデアやひらめきを求めていく。
チームを指導する牧原さんは「子どもたちには人とは違うアイデアを出せる人になってほしい。指示待ちではアイデアをひらめくことは出来ない。基本も大事だが、型通りのバスケでは通用しないこともある。その場で定石を崩しながら戦うバスケを目指したい」と話した。チームについても「個性豊かで自分の持ち味をチームに生かしながらもそれぞれの弱点はほかのメンバーに助けてもらいながら補うことができるチーム。うまくバランスが取れたチームだ」という。そんなチームをまとめる駒目大翔君は「試合で使えるスキルをどんどん習得できるように頑張って練習している。県のトップを目標に、ゴール下のシュートを確実に決められるようになりたい。そしてみんなが憧れる選手を目指したい」と意気込みを話してくれた。
今後の大会では唯一、今年まだ1度も勝てていない県のトップチームを破り、ナンバーワンの称号を手にしたい。