守って勝つ
伝統あるチーム。
下地メッツ
豊橋少年野球連盟が発足してから39年。その当時からある伝統チーム『下地メッツ』。
今年の成績は、『中日旗』で3位、さらに『第39回連盟リーグちぎりゾーン(6年生の部)』では準優勝、最後の『新春大会』はブロック優勝と、ここ数年メダルから遠ざかっていたチームは着々と力を付け、結果を出し始めている。
ピッチャーでキャプテンでもある鈴木虎汰郎くんは、「失点を抑えて1点を守り抜く野球が今年の下地メッツスタイル。学年関係なくみんなでよくしゃべり、とても元気のあるチームです。特に7人いる6年生は仲良しです」と教えてくれた。
北部中学校に進学する、下地小学校と津田小学校、大村小学校の3つの小学校の児童が集まり活動するチームだが、「学区の垣根を越えて、とても明るいチームです」と話すのは平田監督。
「少年野球も学童のひとつ。基本である挨拶や、道具の扱いを大切にし、整理整頓を心掛けるように指導しています。その上で、一生懸命練習に取り組み、指導者とともに野球を楽しめる環境を作っています」
今後の目標は、6年生が達成できなかったリーグ戦での優勝。
あと一歩で優勝に届かなかった6年生の想いを下級生が引き継ぐ。
また、長年に渡りチームの代表を務め、地域の少年野球の発展に貢献してきた石田五郎氏が今年1月に他界された。告別式には多くの下地メッツでの教え子たちも参列。偉大なる指導者との別れを惜しんだ。冥福を祈るとともに、下地メッツのさらなる活躍を期待したい。