スポーツをサポートする保護者・指導者のみなさんへお届け
ジュニアアスリート向けコンディションコラム
こんにちは。NIKOUスポーツケアルームです。記事をご覧いただきありがとうございます。こちらでは、もう少し足首の捻挫についてお伝えしていきます。
まず足首の捻挫で怪我をしやすい場所についてです。皆さんは足首のうちどの部位が怪我をしやすいか知っていますか?足首の捻挫でよく起こる捻挫は、足を内側に捻って捻挫をする「内反捻挫(ないはんねんざ)」が多いと言われています。内反捻挫は足首を内側に捻って生じるため、足関節の外側の組織を引っ張る力が生じます。それにより外くるぶしの前方にある靭帯のうち「前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)」が伸びてしまうなどよく怪我をする部位になります。足首の捻挫はどのスポーツにも起こりうる怪我です。特に接触・ジャンプの多い競技では、よく怪我をする部位と言われています。損傷した靭帯をしっかり修復するためにも、放置せず応急処置や治療することが大切です。
ただし、応急処置や通院して治療をすれば、その後は何もしなくていい訳ではありません。足首を捻挫すると靭帯だけではなく、すねの前と横の筋肉も同時に伸ばされてしまうことがあります。そのため、ボディークリームなどを使って、その部位をマッサージすることも、筋肉の緊張がとけ負担を減らすためにも大切です。そうすることで、何度も捻挫を繰り返すリスクを減らすことができます。家族みんなでマッサージをし合って、体の状態を互いに知ることも、コンディションを知るいい機会になるかもしれません。
大会などが近づき、結果が求められる時期になると休養よりも練習時間が優先されがちです。その中でセルフケアを怠ってしまい、怪我をしてしまう子が多くいます。最後までベストパフォーマンスを戦い抜くためにも、日々のセルフケアや怪我をしてしまった際の対処方法を知っておくだけでも、焦らず心の余裕に繋がっていきます。当院では、怪我をしてから復帰までのサポート・怪我をしない試の予防なども行っていますので、何かお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。
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