7月2日(土)石巻地区体育館にて、市内中学校総合体育大会ハンドボール決勝戦が行われた。その様子を取材した。
延長大混戦!
勝敗の行方は?
大会2日目、石巻地区体育館にてハンドボールの決勝戦が行われた。
大混戦となったのは男子決勝、南部中と前芝中の試合。序盤から両チームとも展開の早いアグレッシブな攻撃を見せ、南部中は多彩な攻撃から12得点。対する前芝中も怒涛の攻めを見せるもキーパーの好セーブもあり8得点で前半を折り返す。ハーフタイム、監督の熱心な指示に対し滴る汗を拭いながら大きく頷く選手たち。その光景に会場は緊張感と熱気に包まれる。後半も両チーム譲らぬ攻防に応援席からは1点ごとに大きな歓声が沸き、残り数秒時点で17(南部)対16(前芝)。誰もが南部中が優勝かと思ったラストプレーで前芝中キャプテンの中村くんが起死回生の同点ゴールを決め、試合は延長ルールの7mスローコンテストへ。ここでもなんと7投でも勝敗がつかず迎えた8投目で前芝中が見事逆転優勝し、決勝戦に相応しい大接戦となった。
女子決勝は南部中と五並中。16対13とこちらも接戦の末、南部中が前半から後半まで僅か3点差を守り抜き見事、優勝を飾った。