自分と向き合い自分を知る
MY新体操クラブ
集中力が高く、自分で決めた目標を達成するために練習に励むチームを取材した。
MY新体操クラブは2019年7月に創立。当時は20名からスタートしたが、現在では60名の生徒が所属している。コーチの竹本さんは「以前は、高校で指導をしていたが、ジュニアの子どもたちに新体操を始める楽しさを知ってもらい、たくさんチャレンジして、様々な経験をしてほしい」という思いからクラブを作った。新体操は、体操・バレエ・ダンス・手具を用いるなどの要素があり、芸術性が求められる競技。そのため、より自身の演技を魅力的にみせるために、個人練習の時間がしっかりと設けられ、コーチに演技を見てもらう時間、各々で手具を使い練習する時間があった。決めた目標に対して、自分は今何ができて何ができないのかを知り、全員が新体操に夢中になっていた。創立当時からクラブに通っている小梁さんは「手具を使って自分を表現できるところが好き。特にリボンが好きで絡まらないように大きく円を描いて回すことに気を付けている」と話す。内藤さんは「大きく足を上げるパンシェで180度以上上げられるように膝、つま先を伸ばして顔を上げることを意識している」と語った。
このクラブでは「継続は力なり」というスローガンを掲げている。できなかったことをできるようになるために、コツコツと積み重ねて成功体験を作っていく。それは、新体操だけではなく、将来に向けて何事にも諦めずに続けていくことの大切さを学ぶことにも繋がっている。