大好きなボウリング 目指すは、兄妹で日本一
増田 優希くん(東陵中3年生)
増田 絢香さん(鷹丘小6年生)
第44回、第45回と全日本中学ボウリング選手権大会に2年連続で出場し、3位入賞、6位入賞の好成績を収めた増田優希くんと2020年度全日本小学生ボウリング競技大会5年生の部で優勝を果たした増田絢香さんにインタビューを行った。
優希くんがボウリングを始めたきっかけは、お父さんと楽しくボウリングに行くうちに、だんだんとはまっていき、マイボールを買ってもらったこともきっかけとなり、どんどん練習するようになったそうだ。そして絢香さんは、お兄ちゃんとお父さんのボウリングについて行っていたら、自分もやりたくなって自然と始めたという。
ボールにも色々な種類があるようで素材や表面の柔らかさが異なるボールをいくつも持っており、試合会場のレーンの状態や温度などで使い分けるという。ボウリング場での練習は週に2~3回程度、3ゲームから6ゲーム行っている。家では、イメトレのシャドウやトレーニング・ストレッチをするそうだ。
2人ともボウリングが大好きで疲れている時でもボウリング場に行ったら疲れも吹き飛んでしまうほど。たくさん投げても疲れよりいつも楽しさが勝っているそうだ。
優希くんに印象に残っている大会を聞くと「まず小学校5年生の時に出た全国大会。優勝するつもりで行ったのに、予選で敗退して悔しさのあまり帰りの車でずっと泣いていた。次に6年生の時に出場した東海大会。いつもなら取れるピンが取れず4ピン差で負けてメダルが取れなかったという悔しい思いをした。そして、全国の新人戦で3位入賞した大会。3位入賞した時は本当にうれしかった」と大会の悔しい経験からいっぱい練習して結果を出した。絢香さんは「小学3年生の時に初めて出た大会。その大会で優勝できたことがきっかけでもっとやりたくなった。もう一つは4年生の時の全小で、1日目の予選を通ることを目標で頑張った。2日目は緊張のあまり順位を少し落としてしまったが、初めて緊張を味わった大会で覚えている」という。
優希くんが最近意識している練習は「同じボールでレーンのいろんなところを使ってみる練習をしている。スペアは確実に取らないと負けてしまうため、確実に取れるように練習している」と話し、絢香さんは「思ったところに投げられないときは、フォームの確認をすることを意識して練習している」そうだ。優希くんの目標は、高校生になると一気にレベルが上がるので、しっかりと練習して全国で優勝して親に感謝の気持ちを伝えたい。絢香さんの目標は、中学生の部で勝てるようにいっぱい練習して全中制覇して親にメダルをかけてあげたい。親への感謝を忘れず、新たなステップでも好成績を目指していく。