田原市田原町にあるスタジオで活動しているHIPHOPダンスチームを取材した。

DANCE STUDIO MAZE
HIPHOPは、ダンスのジャンルを表すものではなく、ダンス・DJ・ラップ・グラフィックの4大要素が絡み合い、自分自身を全身でストレートに表現することができる。このクラブには、年少から70代の方まで200人を超える方々がダンスのレッスンを受けている。
ダンスの上達は勿論、HIPHOPの文化を広げ、素晴らしさを伝えることも大事にしており、例えば、HIPHOPを通じて挨拶や服の着こなし・礼儀・自信などを学び、出会った仲間と共に色々な経験をしたことが成長していく中で助けになると考えている。もし、ダンスから離れてしまっても、気分が落ちてしまったときなどにリズムに乗り、すっきりできるような自由に表現できるダンスを目指して踊っていた。休憩中でもチームの中心にいた小林一琉馬くんに話を聞いた。「みんなと一緒に踊れることが楽しい。リズムに乗るときには、しっかりとダウンをしたり、腕を大きく使ったりすることに気を付けている」と話す。年少からダンスを始めたという小学5年生の杉原結心さんは「イベントでお客さんを盛り上げることができることが好き。速いテンポの曲でも振付がきれいに見えるように強弱をつけて踊ることに気を付けている。首を横に動かす動きが苦手なので、できるように頑張りたい」と話してくれた。今年の春に行われる単独公演で最高のHIPHOPを魅せられるよう、どんな曲調でもリズムに乗り、自分をアピールする。


