スポーツをサポートする保護者・指導者のみなさんへお届け
ジュニアアスリート向けコンディションコラム
NIKOUスポーツケアルームは、『豊橋から世界へ』をモットーに、スポーツに励む子ども達のサポートを専門に行っています。トレーナーとして17年間、スポーツの現場で数多くの活躍してきた選手たちを見てきました。ジュニア世代から活躍する選手をみると、技術力だけでなく必ず+α(人間力・学力・習慣等)を持ち合わせています。今回、本誌を通して各世代においてアスリートとして成長していくうえで必要な取り組み方法や習慣作りについてお伝えしていきたいと思っています。
第1回は『睡眠・食事・休養』についてお伝えします。この3つの要素をバランス良くそして質を高めていくことは、アスリートにとってスポーツのパフォーマンスを上げていくためには必要不可欠です。
今回、本誌では『休養』についてお話します。強化クラブや結果が求められる時期になると、休養よりも練習時間が大切となりがちです。しかし、ジュニア世代は、体も発達途中であり、過度な練習量はケガの要因(疲労骨折・分離症等)にもなります。また、精神的にも余裕がなくなるとオーバーユース症候群となり、体と心のモチベーションが著しく低下します。そのため、休養は最低でも1~2回確保すること、そして『休養の質』を考えることが最も大切です。痛みを抱えているのであれば、治療院や接骨院でケアを受けること、時には友達と遊び、競技から離れてリフレッシュするのもいいでしょう。『休養=何もしない』ではありません。休養とは、次の試合・練習に向けて体と心を整えることが最大の目的です。また練習後も、入浴して疲労を抜くことや柔軟・ストレッチを毎日最低5分は行うことも重要です。「運動後のストレッチは何をすれば良いの?」とよく質問をいただきます。悩む方は弊社が配信する動画を参考にしてみてください。ストレッチの習慣がないお子さんがいきなり1人で実践するのは難しいため、最初は親御さんと一緒にストレッチを行うこともオススメします。親子の絆も深まるかもしれません。
新学期となる4~6月は体の免疫力も低下し、心身共に崩れやすい時期であり、特に小6から中1へ、中3から高1へと環境も練習量も変化する子ども達はより注意が必要です。練習時間以外のアスリートとして習慣を大事にしてもらえればと思います。
あと2つの要素である『睡眠・食事』の大切さと習慣化するポイントについてはジュニアアスリート豊橋のWebサイトにて掲載していますので、ぜひお読みください。
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『睡眠・食事』の大切さとポイント
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