豊橋RSが
 殊勲の準優勝。

第19回愛知県中学生ラグビー新人大会

第19回 愛知県
中学生ラグビー新人大会

平成30年2月10日(土)に、『第19回愛知県中学生ラグビー新人大会』の決勝戦が、パロマ瑞穂ラグビー場で行われた。

豊橋ラグビースクール(豊橋RS)は、27チームで競われる同大会において、昨年、一昨年とベスト8まで進んだものの、ベスト4の壁を破ることができなかった。そして今年。危なげない試合展開でベスト4の壁を打ち破り、見事決勝戦へ進出。決勝戦では、大会連覇を狙う“強豪”名古屋ラグビースクール(名古屋RS)と優勝を懸けて戦うことになった。

試合は、開始早々から名古屋RSに押し込まれる苦しい展開。すると前半5分、名古屋RSのライン攻撃からセンターバックの選手に中央突破を許し、先制トライを許してしまう。

一方的な展開になるかと思われた直後、豊橋RSが攻撃に転じる。
敵陣深くに攻め込むと、最後はフォワードの高橋選手が、3人がかりのタックルをかわし「トライ」。すぐさま同点に追いつく。しかしその後は名古屋RSに連続トライを許し、7対17で前半を終える。

後半に入ると、試合は一進一退の攻防となり、お互いなかなか得点が奪えない。しかしながら後半10分、名古屋RSに一瞬のスキを突かれ手痛いトライを許し7対24。嫌なムードが会場を包む。それでも豊橋RSの選手たちは、前を向き、手を叩き、大きな声をあげ、再び志気を高める。誰も諦めていない。

試合再開後、激しいタックルで名古屋RSに食らいつくと、後半15分、豊橋RSのセンターバック大石選手が豪快に中央突破。意地のトライを決め雄叫びをあげる。

しかし、豊橋RSの健闘もここまで。その後、名古屋RSにトライを許し万事休す。ノーサイドの笛がなり試合終了。14対29で敗れ、豊橋RSは準優勝に終わった。“優勝本命”と目されていた名古屋RSが大会連覇を達成した。

豊橋RSは敗れたとはいえ、県大会準優勝。殊勲の準優勝と言って過言ではないだろう。
怯むことなく、格上チームに挑む姿、果敢にタックルを仕掛けるその姿は、身震いするほどだった。

「豊橋のラグビーは強いんだ」。
そんな声が彼らから聞こえてきたような気がした。

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