今年2月愛知県新人戦で優勝した豊橋RSは3年生最後となる県大会「第34回愛知県中学生ラグビーフットボール大会」でも決勝戦まで駒を進めた。
第34回愛知県中学生ラグビーフットボール大会
(トヨタヴェルブリッツ杯)
昨年、同大会では準優勝だった。決勝戦の対戦相手は、準決勝同点抽選で勝ち上がった一宮RS。試合序盤、豊橋RSはミスや反則から苦しい試合展開で先制のトライを奪われてしまった。しかし、前半15分には逆転に成功。その後は互角の戦いが続いたが11対10の僅かなリードで前半戦を終えた。後半に入ると、一時は9点差とリードを広げたが、徐々に一宮RSの猛反撃が始まった。立て続けに2トライを奪われ逆転を許してしまった。豊橋RSは最後まで粘りを見せ再逆転を狙ったが、19対24でノーサイドを迎え、残念ながら準優勝となった。新人戦に続き連覇とはならなかったが、今大会で他チームから「青い壁」と言われるほど鉄壁の守りで注目を浴びていた。チームをけん引したキャプテンの森田晴陽くん、スタンドから応援団長としてエールを送り続けた佐々木一成くんら3年生はこの悔しい気持ちのリベンジを後輩たちに託すと語り、最後の試合を終えた。