2023年愛知県吹奏楽コンクールでは、愛知県教育委員会賞、朝日新聞社賞を受賞して、A編成の愛知県代表となり、東海大会に出場した。

吉田方中吹奏楽部
4年前から取り組んだ、マーチングコンテストでは、2年連続の東海大会出場を果たし、東海大会では、金賞を受賞した。どちらの結果も豊橋の中学校としては吹奏楽コンクールの長い歴史上、史上初の結果となる。現在、約50名の部員で活動しており、主に地域からの依頼演奏や校内での演奏活動に取り組んでいる。先輩は後輩に楽器の組み立て方、手入れの仕方から、楽譜の読み方、吹き方まで一から全て教える。どんな初心者でも、3年生になると頼もしい先輩になるのだという。顧問の小林建亮先生は「仲間同士で教え合う、吉田方中吹奏楽部の良き伝統です。今年のチームも一生懸命頑張っています。1年生の成長が凄い!練習風景を見ていると、先輩と笑顔で練習しています。今は3月の演奏会に向けて準備を進めています」と話してくれた。小林先生は時代の流れに合わせて、部活動のクラブ化も進めているとのこと。今後は吉田方中学校の生徒だけでなく、クラブに参加する中学生とともにコンクールやコンテストへ臨む予定だそうだ。どんな環境になっても聴いてくださる方々の心を動かす音楽ができるよう努力するということがチームのモットー。取材当日は、吉田方校区の「地域安全・環境美化パレード」に参加し、校区内を演奏しながら行進することで地域安全推進活動に貢献していた。


