個性のある選手の育成。
高い目標に向かって。
アテナ豊橋FSC
アテナ豊橋FSCは、本格的に活動を始めて10年目となるフィギュアスケートクラブ。
これまで全日本ジュニア選手権、国体、インターハイなどで、多くの選手を全国の舞台へ送り出してきた。
専属インストラクターを務めるのは柿田麻里先生。柿田先生は、元全日本トップクラスのスケーターであり、引退後はディズニーオンアイスなど、世界各地のアイスショーで活躍してきた、超一流の経歴を持つ指導者。
ここのクラブでは、楽しくスケートを学びたい子ども(無級コース)から、本格的に大きな大会を目指す選手(選手コース)の育成まで、間口は広い。
柿田先生は、「それぞれの子どもたちに合った表現のできる、個性のある選手を育てたい」と言う。
選手コースで練習する子どもたちは、ほぼ毎日リンクへあがる。そのため、週に何日かは名古屋のリンクでも練習を行っているそうだ。
また、体幹や柔軟性を鍛えるため、パーソナルトレーナーによるトレーニングや、表現力を向上させるためにクラシックバレエやダンスなどの専門家による指導も取り入れている。
スケーティングの技術向上のために必要なトレーニング要素が整っていることが同クラブの特徴と言えよう。
今シーズンは戸川南沙さん(小学2年生)が愛知県の大会で見事優勝。
憧れの先生の元で、高校生や大学生などと本格的に練習に取り組むことで、子どもたちは自ずと高い目標へ向かって行く。
この中から将来、地元出身のオリンピック選手、鈴木明子さんのような選手が現れることを期待したい。