昭和55年、豊橋市に誕生した少年野球チーム『鷹丘ホークス』を取材した。

鷹丘ホークス

地域の子どもたちが元気に体を動かせる環境を提供したいという思いからチームを設立。それ以来、600人以上の子どもたちがここで成長し、そのなかにはプロ野球で活躍した選手も2名輩出している。
チームの方針は、感謝の気持ちを持つこと。監督の川口さんは「野球ができるのは会長や父母、市民の皆様の支えがあってこそ。子どもたちには、まずそのことを理解してもらい、感謝の心を育んでほしい」と話した。入団当初は、自分のことを考えるので精いっぱいだった子どもたちも、次第に思いやりやチームワークの重要性を理解するようになり、他のメンバーをリスペクトする姿勢が身についてきた。1番キャッチャーとして主力の庄田航大くんは「このチームは自分たちで努力ができる。上手くいかないときも声をかけて励まし合えるところが強みです」と話してくれた。足を生かした積極的なプレーが持ち味の竹原新くんは「みんな帰ったら素振りをして上手くなるために努力している。僕も負けられない」とチームの意識の高さを感じた。
チームの雰囲気はとても明るく、子どもたちが互いに向き合い、励まし合う姿が日常の風景。自分のことだけを考えていた子どもたちが、仲間のために何ができるかを考えられるようになるまでの成長は、熱いものを感じる。鷹丘ホークスナインが野球を通じて大きく羽ばたく姿を、一度見に来てほしい。

 

 

 

 

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