『仲間思いな部活』をスローガンに掲げている豊城中水泳部。

豊城中水泳部
毎年3年生を中心にスローガンを決めている。練習中には、上級生が下級生を引っ張る場面や、仲間のモチベーションが上がるような声掛けや拍手を送るなど体現するシーンが随所に見られた。練習が始まると、先生からメニュー表が配布される。泳いでいる途中でも各自で確認できるようにファイルに入れてコース台に貼り付けていた。そこには、練習日の目標・練習内容・泳ぎのポイントが書かれていて、キャプテンが表を見てチームを引っ張り、練習を進めていた。そのため先生は指導に専念し、選手に丁寧に正しく泳ぐための方法を伝えることができる。練習の最中には、上手に泳ぐことができる子を見本として、自分のできていないところや、真似できる部分を見つけ、正しくきれいに泳げるように練習に取り組んでいた。
男子キャプテンの金城琉愛くんは「クロール100mが種目。バタ足を一定のリズムで続けられるように意識して泳いでいる。みんな優しくて、一緒に頑張る気持ちを上げてくれる子が多い」と話し、女子キャプテンの三浦大空さんは「水泳は個人種目が多いけど、リレーや練習では仲間を思い合うことができるところが好き。平泳ぎでは焦らずにしっかりと伸びることを意識している。最後の大会が近いので、自己ベストやより高い順位を目指して練習に励んでいきたい」と話してくれた。
相手を思いやる心と正しい泳ぎを身につけ、チームで各々の自己新記録を目指す。

























