大願成就。 南稜中、優勝。
第73回市内中学校総合体育大会
男子バレーボール
7月20日に東陵中体育館で行われた、市内中学校総合体育大会、男子バレーボール決勝戦の様子をレポートする。
共に準決勝でストレート勝ちをし、勢いに乗るチーム同士の対決となった。総合力で勝ち上がってきた南稜中と、圧倒的な高さを武器に勝ち上がってきた高豊中との決勝戦。
第一セットは一進一退の攻防。取っては取り返しての展開で25対23という接戦をものにしたのは南稜中。第二セットは高豊中の反撃が始まる。高さを武器に上から打ち抜く圧倒的な攻撃力と、ときおり見せる速攻で相手を翻弄して25対18でこのセットを獲得。優勝を決める戦いはファイナルセットに持ち込まれた。序盤は接戦だったものの中盤に流れが傾く。南稜中が多彩な攻撃と勝負所でのサーブで一気に5点差まで広げ、勢いそのままに高豊中を25対19で破り、見事優勝を決めた。
南稜中の顧問の川畑先生は「4月から6月までの間に、攻撃のバリエーションを増やして、ブロックとレシーブのコースのルール作りを行った」という。ここ最近は常に上位争いをしながらも、どうしても届かなかった優勝。ついに悲願達成となった。
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